昨年7月の参院選広島選挙区をめぐり、地元議員ら100人に現金約2900万円を配ったとして、公選法違反の罪で前法相で衆院議員、河井克行被告(57)=広島3区=と、妻で参院議員、案里被告(46)=広島選挙区=が起訴された事件で、東京地検特捜部が元国会議員秘書の男性に対する300万円の配布を起訴段階で追加していたことが10日、関係者への取材で分かった。100人のうち最高額の受領者となる。 夫妻は94人に計約2570万円を配ったとして逮捕されたが、起訴時に特捜部など検察当局は6人に対する320万円超を追加。関係者によると、元国会議員秘書の男性に克行被告が2回にわたり、計300万円を手渡したという。 関係者によると、この男性がさらに別の人物に現金を配布した可能性もあるという。
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